中モズローンテニスクラブの概要

中モズローンテニスクラブ概要について

日本テニス協会からクラブ賞を賜る

創設80年を超える中モズローンテニスクラブは、日本のスポーツ大会の発祥と発展を支え歴史的に貴重な役割を果たしたと、全国高体連初代部長の長谷川寛治先生最晩年の年に記されている。全国高等学校庭球選手権大会は明治44年に浜寺公園コートで初めて開催され、1937年、南海電鉄50周年記念として中百舌鳥駅近くに40面コートを新設されたことを契機に、1961年まで高校テニスのメッカともいうべき「中モズ」の時代が続いた。往年のテニスプレイヤーやテニスファンにとっては懐かしい響きである。また、戦前から戦後の復興期にかけて学生選手権や関西・毎日両選手権も開催され多数の名場面を生んだ舞台である、テニス界におけるシンボル的な存在である。ここ数年、庭球部創設100周年を迎える数々の大学記念式典や懇親会において、多くの先輩方が「中モズ」時代のドラマを懐かしく語られている。その後、当クラブは、時代の変遷の中で「中モズ」を愛し続け、コミュニティ・スポーツの時代に即した活動を続けている。

平成18年に日本テニス協会からクラブ賞として頂いた表彰楯
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